とことこギャラリー
被写体
眼前に現れた対象物を目撃したとき
私の内部にある感覚的記憶データを洗い出して
現在と過去の感覚的呼応が
何らかの響きを見せた瞬間
シャッターボタンに乗せた指に力が入る。
しかし私が
独善的に採用した被写体の「真の姿」はその内部に隠れている。
つまり視認不可能な存在である。
その内部の姿をえぐりだして露出させるという
極めて難しく
そして残忍な手法を選択せざるを得ない。
冴崎 陽一郎
2026.08.31
眼前に現れた対象物を目撃したとき
私の内部にある感覚的記憶データを洗い出して
現在と過去の感覚的呼応が
何らかの響きを見せた瞬間
シャッターボタンに乗せた指に力が入る。
しかし私が
独善的に採用した被写体の「真の姿」はその内部に隠れている。
つまり視認不可能な存在である。
その内部の姿をえぐりだして露出させるという
極めて難しく
そして残忍な手法を選択せざるを得ない。